ある日のこと、カフェで見かけた男性に、親切心から絆創膏を差し出しました。
サンダルを履いていらして、とても足が痛そうだったからです。
たまたま私も、以前ヒールで足を痛めたときに買った絆創膏を持ち歩いていました。
その方は外国の方だったのですが、「大丈夫です」とのこと。
しかしその後、日本人と思われるお連れの女性がいらして、すごい勢いで睨まれてしまったのです。
良かれと思ってした行動でしたが、なんだか悪いことをしてしまったかのような気持ちになりました。
世の中には、この程度のことで怒り、その感情を直接ぶつけてくる方もいらっしゃるのだなと。
私がもう少し気を回せていればよかったのでしょう。
人と人との親密な関係性などに疎く、そこまで想像が及ばず。
私は男性に対して特別な感情は、まったくありません。
単純に困っていそうだった、本当にそれだけの理由です。
相手が女性であっても、お子さんやお年寄りであっても、私は同じように絆創膏をお渡ししていたと思います。
幼い頃から、私はこうした強い感情をぶつけてくる方が少し苦手だったなぁと思い出しました。男女問わず、過去にも思い当たる人たちがいました。中にはトラウマ級の人もいたなぁ…。
感情論で動くタイプではない私からすると、なぜ威嚇という形で表現されるのか。そもそも何にそんなに怒りを感じる部分があったのか、正直なところよく分かりません。
生きている世界観や価値観が違うのだな、と感じました。
人に親切にするというのは、案外難しいものだと改めて考えさせられる出来事でした。
そして、心が痛い。
私は自分で思うよりも、傷つきやすいのかもしれません。
これまで同じような場面では、感謝していただくことの方が多く、その経験があったからこそ今回も自然と動いてしまいました。
今後は、どなたかに親切にしようと思ったときには、まず周囲の状況を丹念に確認する必要があるのでしょうね。
女性がいらっしゃるなら彼女の方にお声がけするか、そもそもコミュニケーションを取らないようにしていれば、睨まれることもなかったはずです。
人間関係の機微について、また一つ勉強になりました。
